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Channel: 新潟清酒達人検定受験クラス –クラス委員ブログ
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【第5回】フィールドワーク ~新潟清酒の伝道師になるための辛くて苦しい過酷な修行の巻~ 1日目

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さあ、今回は、新潟へのフィールドワーク。

今回の秋学期、朝大学の他の講座では、楽しそうなフィールドワークに行きますよね。ZEN呼吸法クラスはは京都へ。動物園クラスはズーラシアへ。花空間デザインクラスは知多半島へ・・などなど。どのフィールドワークもすごく楽しそうな内容です。

しかし、新潟清酒達人検定受験クラスは、違うのです。新潟清酒の伝道師になるための辛くて苦しい過酷な修行。新潟の旨い酒を飲んで飲んで飲みまくり、旨い料理を食べて食べて食べまくる、それはそれは厳しいものなのです。脱落者が出ないといいのですが・・

そんな過酷な修行を知ってか、新潟行の新幹線車内では、早速気合い入れの儀式が行われています。朝8時台とは思えない、この地獄絵図。これからの修行の先行きが思いやられます。

さあ、いよいよ長岡駅に到着です。これからバスに乗り、小千谷にある高の井酒造で蔵見学と仕込み体験を行います。蔵に着くと、修行着に着替えさせられ、受講生の緊張も一気に高まります。

はじめにやらせていただいたのが、放冷の作業です。蒸した酒米を2人一組で運び、台の上で適温になるまで冷まします。

酒米が固まっていると、場所により温度に差が出てしまうので、丁寧にほぐしながら広げていきます。この一粒一粒が美味しいお酒になっていきます。

そして、さらに過酷な修行は続きます。次は高の井酒造の美味しいお酒を地元の名物へぎそばと共にいただきます。へぎそばは、ふのりをつなぎに使ったそばを「へぎ」と呼ばれる木箱に盛り付けたもので、地元の名物です。このそばとお酒のコラボレーションの素晴らしいこと。あまりの美味しさに、つい酒がすすみます。地元の旨い酒は、地元の旨い食と共に味わうのが最も旨い味わい方であることを学んだ修行でした。

その後、高の井酒造に戻って、さらに仕込み体験です。醪つくりをやらせていただきました。醪とは、酒母・麹・蒸米・水を醗酵タンクに入れて、醗酵させたものです。カイ入れ作業をやらせていただきました。タンクの中を上手に混ぜていかなければいけないのですが、これがまた難しい。でも、貴重な体験をさせていただきました。

この日、仕込んだお酒は、後日朝大学に送られてくるとのことです。もしかして、終業式で飲めるかも??

そして、さらに試飲の修行が待っています。先ほどお蕎麦屋さんであれだけ飲んだのに、そこは伝道師を目指す猛者どもの集団。ここぞとばかりに酒に群がります。そしてこれがまた旨い!試飲とは名ばかりで、どんどんどんどん酒を飲みます。

最後に修行着姿で記念撮影。ここ、社長のお庭なんです。とても素敵なお庭でした。社長、ありがとうございました。

高の井酒造を後にして、次の修行の地、新潟市へと移動します。

ホテルに荷物を預けて、新潟県最大の繁華街「古町」へ繰り出します。講師の先生や「にいがた美醸の会」のみなさまにご案内いただき、おいしいお酒と料理を満喫しました。本日飲んだお酒は・・

田友
初梅
初梅(本醸造生)
伊乎乃
麒麟山
鶴の友
あわっしゅ
嘉山
真陵
鶴齢
真野鶴
鮎正宗(にごり酒)
スーパー本醸造

どれだけ過酷な修行だったか、わかりますよね。

まだまだ修行が足りないと、勉強熱心な受講生は、3次会に繰り出すなど、新潟の夜は更けていき、修行は2日目に続きます。

 

3号

 


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